2017-18 連邦予算案
- Mamiko Takenaka
- May 12, 2017
- 2 min read
5月9日に連邦予算案が公表されました。
と、聞いてもパッとこないかもしれませんが、
年一回発表される国家予算の使い道や
予算確保のための税制変更案がアナウンスされる
ビックイベントです。
皆さんの生活を改善するインフラ投資案や学校補助金、
更には社会保障が含まれることは勿論、
各家庭にダイレクトに影響を与える増税案もここで明らかになります。
昨年てんやわんやで落ち着いたバックパッカー税も連邦予算案で明らかにされました。
では、今回の内容を見ていきましょう。
大きなところでは、
大銀行への特別課税
今後10年間にわたる大規模のインフラ投資
我々のような庶民には嬉しい政策に思われますが、
銀行の手数料が上がったりするかもしれません。
トップ5以外の銀行を使うオプションを真剣に検討されると良いでしょう。
個人に直接関係あるものとして、
住宅取得を容易にするために、住宅取得貯蓄や高齢者の住宅売却に優遇税制
18万ドル以上の所得者に対する2%の赤字予算税を廃止
2019年からメディケアレビーを0.5%引き上げ2.5%に
小企業向けの2万ドルの即時償却を12か月延長
豪州人以外の雇用に一括または年間課税
また、学校・大学補助金やFamily Benefitに関する変更も提案されています。
学費の値上げはシンプルですが、補助金や高等教育ローン(HELP)は、
永住権ではなく市民権をもっていないと付与対象とならないケースもあるようです。
この他にも多くの税制や社会福祉に関する変更が提案されています。
今後の法案化を注視していきましょう。

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